野澤錦糸
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野澤 錦糸(のざわ きんし)は、文楽義太夫節三味線方の名跡。
初代
[編集]のちの5代目野澤吉兵衛。
2代目
[編集]3代目
[編集](1890年8月12日 - 1926年1月21日)本名は金谷朝治郎。
大阪の生まれ、1901年に5代目野澤吉兵衛に入門し野澤一彌。1911年に6代目吉兵衛の門下。1918年に3代目錦糸を襲名。実の子が4代目錦糸。
4代目
[編集](1917年10月12日 - 1988年11月14日)本名は金谷一雄。
大阪の生まれ、3代目の実の子。物心付いたころから父・3代目の手解きを受ける。1926年に4代目鶴澤綱造に入門し鶴澤綱延を名乗る。1928年には野澤勝平(後の2代目野澤喜左衛門)に師事し、1931年に文楽座で初舞台。1942年に4代目錦糸を襲名。狂言「新口村」等を得意とした。1987年勲五等双光旭日章受章、1988年重要無形文化財保持者(人間国宝)認定、1989年文楽賞特別賞受賞。
5代目
[編集]4代目錦糸の弟子で野沢錦彌、4代目錦糸没後、5代目鶴澤燕三の預かり弟子。1998年に5代目錦糸を襲名。 文楽研修生出身で初めて大名跡を襲名した。
長らく7代目竹本住大夫の三味線を務める。
2011年、芸術選奨文部科学大臣賞(演劇部門)、日本芸術院賞受賞。 2013年、紫綬褒章受章。
外部リンク
[編集]- 野沢錦糸 - 当代公認サイト。
日本芸術院賞受賞者 | |||||||||||||||||
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太字は恩賜賞受賞者。名跡は受賞時のもの。表記揺れによる混乱を避けるため漢字は便宜上すべて新字体に統一した。 |