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桒山賀行

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

桒山 賀行(くわやま がこう、1948年3月9日 - )は、日本彫刻家愛知県常滑市出身。日展会員。父は陶彫家の桒山護朗

経歴

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手で触れて見る彫刻展

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桒山のアトリエで、鳩が飛ぶ彫刻(『記念写真』ブロンズ)に触れた視覚障害者が、鳥が羽を広げて飛ぶ様子に感動している姿がきっかけになり、視覚障害者にも自分の展覧会で一緒に触れて見てもらおうと始めた。1991年から毎年行っている。第24、25回手で触れて見る彫刻展には桒山との出会いをきっかけに彫刻を始めた視覚障害者の作品も展示されている[2]

主な作品

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  • 『演者』 - 第39回日展 内閣総理大臣賞[3]
  • 『風景ー海ー』 - 東京都八王子市片倉城址公園[4]
  • 『新美南吉胸像』 - 新美南吉記念館(愛知県半田市
  • 『四季の丘』 - 半田運動公園(愛知県半田市)
  • 『春の詩』 - 湘南大庭公民館(神奈川県藤沢市)
  • 『十二神将』- 松栄寺(兵庫県洲本市)

脚注

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  1. ^ 「日本芸術院賞に9人、恩賜賞に3人 能楽師・金剛永謹さんら」『日本経済新聞』2023年3月29日朝刊、社会1面。
  2. ^ 明日へのことば〜手でみる彫刻展の25年〜2015.11.15ラジオ深夜便)
  3. ^ 日展 https://www.nitten.or.jp/about/sr_daijinshou.html
  4. ^ 八王子市HP片倉エリア  http://www.city.hachioji.tokyo.jp/33852/bunkageijutsu/gb_chokokutop/37860/038621.html